希望ホール 大ホール

国内外のコンクールで受賞歴を多く重ね、全国各地でリサイタルやアウトリーチ活動を行うなど、幅広く活躍する打楽器奏者・新野将之さんのパーカッション・リサイタルが開催されました。

密林を模したステージに、鳥や獣のような鳴き声が響き渡り、まだ暗い中に登場した新野さんが演奏を始めます。N.J.ジブコビッチ作曲『トゥー・ザ・ゴッズ・オブ・リズム』です。野性的で迫力満点のステージに、演奏が終わると会場からは大きな拍手が鳴り響きました。

第２部は、第１部とは打って変わって、ドラマティックなステージがトークなしで次々に繰り広げられます。

アンケートからは、「希望が湧いてきた」「音楽から勇気づけられ元気を頂きました。」そんな感想が多く見受けられました。

コンサートのタイトル通り、打楽器の魅力と新野さん藤澤さんの素敵なお人柄にふれ、会場中が魅惑の鼓動に酔いしれた120分間となりました。